2026年10月27日現在、北海道日本ハムファイターズの契約更改を調べるなら、まず区別したいのが「2026年度の年俸」と「2026年オフに交渉する2027年度の年俸」です。2026年度の年俸は、主に2025年11月から12月にかけて行われた契約更改で決まりました。伊藤大海は推定3億4,000万円、清宮幸太郎は1億3,000万円、郡司裕也は1億1,000万円となり、主力選手の大幅昇給が相次ぎました。
一方、2026年オフの最新動向では、フランミル・レイエスの残留と新たな複数年契約が注目されています。2026年10月17日には、今季年俸4億5,000万円からの大幅増を伴う複数年契約で大筋合意したと報じられました。ただし、新契約の具体的な年俸や契約年数は、報道時点で確定公表されていません。この記事では、2026年度の選手別推定年俸、前年比の増減額、契約更改日、年俸ランキング、査定の傾向を整理します。
【最新動向】日ハム契約更改2026の現状と今後の更改日

2026年度の契約更改では、投打の主力に対する大幅な昇給が目立ちました。日刊スポーツの2025年12月15日付の報道によると、日本ハムはこの日、清水優心と契約更改を行い、外国人選手、支配下選手、育成選手を含む全69選手の契約更改を終了。年俸アップは35選手、現状維持は25選手、減俸は9選手でした。
2年連続でパ・リーグ2位となったチームでは、主力の実績評価に加え、若手の成長や一軍での役割拡大が年俸に反映された形です。なかでも、伊藤大海の1億2,000万円増、レイエスの1億5,000万円増、清宮幸太郎と郡司裕也の1億円プレーヤー入りは、2026年度の契約更改を象徴する動きでした。
ただし、ここで紹介する2025年11月〜12月の日付は、2026年度の年俸を決めた契約更改日です。2026年オフに行われる2027年度の契約更改とは別のものです。2026年10月27日時点では、2027年度の選手別年俸を確定額として一覧化できる段階にはなく、個々の交渉や球団発表を追う必要があります。
最新の焦点は外国人主砲のレイエスです。デイリースポーツは2026年10月17日、2026年シーズンに打率.313で首位打者となり、32本塁打、82打点を記録したレイエスについて、球団が今季年俸4億5,000万円から大幅増となる複数年契約を提示し、残留で大筋合意したと報じました。2027年度の年俸ランキングを考えるうえでも、今後の正式発表が重要になります。
【選手別一覧】日本ハム契約更改の推定年俸と前年比・更改日
以下は、2026年度の年俸を中心に、主要選手の推定年俸、前年からの増減額、更改日または契約発表日をまとめた一覧です。金額は原則として万円単位の報道を億円・万円に換算しています。年俸は公式に全額が開示されるとは限らず、報道に基づく推定額です。
| 選手名 | 2026年度の推定年俸 | 前年比 | 更改日・発表日 |
|---|---|---|---|
| 有原航平 | 5億円 | 約1億円増と報道 | 2026年1月13日入団会見 |
| F.レイエス | 4億5,000万円 | 1億5,000万円増 | 2025年11月10日契約延長発表 |
| 伊藤大海 | 3億4,000万円 | 1億2,000万円増 | 2025年12月3日 |
| 加藤貴之 | 3億円 | 現状維持 | 2025年12月4日 |
| 山﨑福也 | 2億5,000万円 | 現状維持 | 2025年11月28日 |
| 万波中正 | 1億9,500万円 | 3,000万円増 | 2025年12月4日 |
| 清宮幸太郎 | 1億3,000万円 | 5,000万円増 | 2025年12月4日 |
| 郡司裕也 | 1億1,000万円 | 5,500万円増 | 2025年12月3日 |
| 田中正義 | 1億円 | 2,800万円増 | 2025年11月28日 |
| 北山亘基 | 9,500万円 | 4,900万円増 | 2025年12月4日 |
| 河野竜生 | 8,600万円 | 400万円減 | 2025年11月27日 |
| 玉井大翔 | 6,600万円 | 3,300万円増 | 2025年11月7日 |
| 宮西尚生 | 6,500万円 | 現状維持 | 2025年11月28日 |
| 杉浦稔大 | 6,000万円 | 1,000万円減 | 2025年11月28日 |
出典は北海道新聞デジタルの「日本ハム契約更改(2026年度)」、球団公式サイト、日刊スポーツなどの契約更改報道です。有原航平は2025年オフの日本ハム選手としての契約更改ではなく、2026年1月に古巣へ復帰した新加入選手として扱っています。
なお、有原の年俸については、2025年12月末の一部報道で推定6億円とする数字も出ましたが、2026年1月の入団会見時には4年総額20億円プラス出来高、年俸5億円と報じられました。現在のランキングを比較する際は、契約前の推定額ではなく、入団時に示された後続報道を基準にするのが適切です。
【年俸ランキング2026】有原航平・レイエス・伊藤大海が上位
2026年度の日本ハムの年俸ランキングでは、有原航平が推定5億円でトップ。レイエスが4億5,000万円、伊藤大海が3億4,000万円と続きます。投手の主力と長打力のある外国人打者を中心に、高額年俸の選手が並ぶ構成です。
有原の年俸5億円は、2011年のダルビッシュ有に並ぶ球団最高水準として、2026年1月の入団報道で紹介されました。ソフトバンクから6年ぶりに古巣へ復帰した有原に対し、球団が先発ローテーションを担う実績と役割を高く評価したことがうかがえます。
一方、レイエスは2025年に32本塁打、90打点を記録し、本塁打王と打点王の2冠を獲得。年俸は3億円から4億5,000万円へ上がりました。2026年も打率.313、32本塁打、82打点という成績を残したと報じられており、次回契約でさらに評価が上がる可能性があります。ただし、2027年度の新年俸は、正式な発表があるまでは4億5,000万円と区別して扱う必要があります。
日本人選手では、伊藤大海の3億4,000万円が大きな節目です。加藤貴之の3億円、山﨑福也の2億5,000万円、万波中正の1億9,500万円も上位に位置します。加えて、清宮幸太郎、郡司裕也、田中正義が1億円の大台を突破し、2026年度は1億円以上の選手が増えました。
球団内ランキングを見るときは、外国人選手の契約、出来高払い、移籍選手の契約条件を分けて考えることも欠かせません。年俸ランキングは基本年俸の推定額を並べたもので、出来高を含む実際の支給総額や球団の総人件費と必ずしも一致しません。
【昇給・現状維持・減俸】主力の評価と年俸アップ額・ダウン額
2026年度の契約更改で特に目を引くのは、伊藤大海、清宮幸太郎、郡司裕也、万波中正の昇給です。それぞれの前年年俸と増額幅を確認すると、球団が投打の中心選手や出場機会を広げた選手にどのような評価を与えたのかが見えてきます。
伊藤大海:1億2,000万円増の3億4,000万円
伊藤は2025年の年俸2億2,000万円から1億2,000万円増となりました。日刊スポーツの契約更改報道では、2025年に14勝8敗、防御率2.52を記録したほか、最多勝、最多奪三振、沢村賞などの実績が伝えられています。先発投手としての稼働とタイトル獲得が、今回の大幅昇給を説明する重要な材料です。
清宮幸太郎:5,000万円増の1億3,000万円
清宮は2025年に自己最多の138試合に出場し、打率.272、143安打、12本塁打、65打点を記録。年俸は8,000万円から1億3,000万円へ上がりました。長期間にわたって出場し、安打数を積み上げた点は、単年の本塁打数だけでは測れない評価材料です。主力野手として継続的に打線を支えたことが、昇給を考えるうえでのポイントになります。
郡司裕也:5,500万円増の1億1,000万円
郡司は前年の5,500万円から倍増となる1億1,000万円で契約を更改しました。2025年は111試合に出場し、打率.297、10本塁打、42打点を記録。捕手だけでなく一塁、三塁、外野など複数ポジションを守り、勝負どころでの打撃も評価されました。打撃成績に加え、複数の役割を担える柔軟性が、郡司の契約更改を読み解く材料です。
万波中正:3,000万円増の1億9,500万円
万波は前年の1億6,500万円から1億9,500万円へ昇給しました。2025年は127試合で20本塁打、56打点を記録しています。打率.229という数字だけを見れば課題も残りますが、長打力と中軸打者としての役割を含めて評価する必要があります。年俸査定は打率や本塁打の単一指標だけで決まるものではないことが分かる例です。
現状維持の選手
加藤貴之は3億円、山﨑福也は2億5,000万円、宮西尚生は6,500万円で現状維持となりました。アリエル・マルティネスも2026年シーズンに向けた契約延長時、推定2億5,000万円プラス出来高で合意したと報じられています。現状維持は必ずしも低評価を意味せず、複数年契約の途中であることや、既存契約の条件が影響する場合があります。
減俸となった選手
減俸組では、杉浦稔大が1,000万円減の6,000万円、河野竜生が400万円減の8,600万円となりました。ほかに、池田隆英は500万円減の5,200万円、上川畑大悟は500万円減の3,900万円、清水優心は400万円減の2,000万円と報じられています。減俸の理由を判断する際は、登板数や出場試合数だけでなく、役割、故障の影響、シーズン中の起用状況なども合わせて見ることが大切です。
契約更改の集計では、報道によって数字が異なる点にも注意が必要です。日刊スポーツの12月15日付記事は外国人、支配下、育成を含む全69選手について35人が増額、25人が現状維持、9人が減額としています。一方、12月末の年俸一覧では、外国人と育成選手を除く支配下選手を対象に、増額33人、現状維持12人、減額9人と報じられました。集計対象が違うため、数字だけを切り取って比較すると誤解につながります。
【査定基準を解説】日本ハムの年俸アップを左右する評価ポイント
プロ野球の契約更改では、前年の成績が重要な材料となります。ただし、年俸は打率や勝利数などの単純なランキングで機械的に決まるわけではありません。一般的には、出場機会、チーム内での役割、守備や走塁を含めた貢献、故障による離脱、タイトルや表彰、今後の期待など、複数の要素を踏まえて球団と選手が交渉します。
日本ハムについても、個別選手の契約更改報道から評価の傾向を読み取ることはできますが、査定項目ごとの配点や詳細な計算式が公表されているわけではありません。そのため、選手の成績と昇給額を照らし合わせることは有効でも、特定の成績が何万円の増額に直結したと断定することはできません。
2026年度の更改では、伊藤のタイトル獲得、清宮の出場試合数と安打数、郡司の打撃と複数ポジションへの対応、万波の長打力など、選手ごとに異なる強みが見られました。これらは、年俸アップの背景を考えるうえで分かりやすい事例です。
若手の昇給率にも注目したいところです。達孝太は前年の推定年俸1,050万円から4,200万円へ上がり、3,150万円増、昇給率300%となりました。2025年に8勝を挙げた実績が報じられており、先発投手としての成長が大幅昇給に結びついた例です。絶対額ではベテランや主力に及ばなくても、若手は前年年俸が低い分、昇給率が大きくなる場合があります。
年俸アップの理由を分析するときは、次の3点を押さえると理解しやすくなります。
- 成績:投手なら勝敗、防御率、奪三振、登板数。野手なら打率、出塁、長打、本塁打、打点など。
- 役割:先発ローテーション、中軸打者、守備の要、複数ポジションへの対応など、チームに必要な役割を担ったか。
- 契約条件:複数年契約の有無、出来高払い、新加入か既存選手かなど、前年との単純比較を難しくする要素。
この視点を持つと、打率が低くても長打力が評価される選手や、出場試合数が増えて昇給する選手、実績があっても現状維持となる選手の違いを理解しやすくなります。
【日ハム契約更改】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日ハムで2026年度の年俸が最も高い選手は誰ですか?
A1:2026年1月の入団報道を基準にすると、有原航平の推定年俸5億円がトップです。レイエスは4億5,000万円、伊藤大海は3億4,000万円と続きます。いずれも推定額であり、出来高払いを含めた総額とは異なる場合があります。
Q2:伊藤大海、清宮幸太郎、郡司裕也の年俸はいくらですか?
A2:2026年度の推定年俸は、伊藤大海が3億4,000万円、清宮幸太郎が1億3,000万円、郡司裕也が1億1,000万円です。前年からの増額は、それぞれ1億2,000万円、5,000万円、5,500万円と報じられています。
Q3:万波中正の年俸推移はどうなっていますか?
A3:2026年度の推定年俸は1億9,500万円で、前年から3,000万円増です。2025年の成績は127試合出場、20本塁打、56打点。長打力と中軸打者としての役割が、契約更改を考えるうえで要点です。
Q4:F.レイエスの2027年度の年俸はいくらになりますか?
A4:2026年10月17日の報道では、今季年俸4億5,000万円から大幅増となる複数年契約で残留に大筋合意したとされています。ただし、新契約の具体的な年俸と契約年数は報道時点で明らかになっていません。正式発表までは、2026年度の年俸と2027年度の新条件を分けて確認してください。
Q5:日ハムの契約更改で減俸となった選手はいますか?
A5:います。2026年度の契約更改では、杉浦稔大が1,000万円減、河野竜生が400万円減、池田隆英と上川畑大悟がそれぞれ500万円減、清水優心が400万円減などと報じられました。減俸の背景は選手ごとに異なり、単年の成績だけで理由を断定することはできません。
Q6:契約更改の日程はいつ発表されますか?
A6:契約更改はシーズン終了後の秋から冬にかけて進み、球団公式サイトや報道各社が交渉日や契約結果を随時伝えます。2025年11月〜12月の日付は2026年度の年俸を決めた日程です。2027年度の年俸を確認する場合は、2026年オフの新しい発表を確認する必要があります。
日ハム契約更改2026の大きな特徴は、主力の実績に応じた昇給と、若手の成長に対する評価です。伊藤大海は1億2,000万円増の3億4,000万円、清宮幸太郎は5,000万円増の1億3,000万円、郡司裕也は5,500万円増の1億1,000万円、万波中正は3,000万円増の1億9,500万円となりました。
年俸ランキングでは有原航平が推定5億円でトップに立ち、レイエスが4億5,000万円、伊藤大海が3億4,000万円と続きます。一方、現状維持や減俸となった選手もおり、チーム全体の契約更改は一律の評価ではありません。
今後の焦点は2027年度の契約更改です。特に、2026年に首位打者を獲得したレイエスの新契約は、年俸ランキングを左右する重要な動きとなります。推定年俸を比較する際は、対象年度、前年からの増減、出来高の有無、移籍や複数年契約の条件を確認することが大切です。2026年度の実績を基準にしつつ、2026年オフの正式発表を追うことで、日本ハムのチーム編成と選手評価の変化をより正確に把握できます。