2026年の高校野球秋季シーズンを締めくくる「第57回明治神宮野球大会」が、11月19日(木)から24日(火)まで明治神宮野球場で開催されます。北海道代表の北海、東北代表の仙台育英、北信越代表の帝京長岡に続き、10月27日には関東代表の横浜高校も出場が決定しました。
今大会は全国10地区の秋季大会を勝ち抜いた高校が集結する、翌春の選抜高等学校野球大会(センバツ)にもつながる重要な大会です。組み合わせの枠は発表済みですが、東京・東海・近畿・中国・四国・九州の代表校は、秋季地区大会の進行に伴って順次決まります。日程やトーナメント表、試合結果速報、ライブ配信、チケット情報、神宮大会枠の仕組みまで、2026年10月27日時点の最新情報を整理します。
【神宮大会高校2026】開催日程・会場・出場校の最新状況

2026年大会の正式名称は「明治神宮外苑創建百年記念 第五十七回明治神宮野球大会」です。明治神宮と公益財団法人日本学生野球協会が主催し、高校の部には全国10地区の代表校が出場します。
明治神宮野球場と日本学生野球協会の公式大会案内によると、開催期間は11月19日(木)から24日(火)までの6日間。雨天順延の場合に備え、11月25日(水)と26日(木)が予備日に設定されています。高校の部だけでなく大学の部も同じ大会期間中に行われるため、観戦日を決める際は両部門の日程を区別して確認することが大切です。
高校の部の参加校は10校。北海道、東北、関東、東京、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州の各地区から1校ずつ選ばれます。各地区の秋季大会で優勝することが、基本的な出場ルートです。
【出場校一覧】北海・仙台育英・帝京長岡・横浜の代表状況
10月27日時点で、日本学生野球協会の公式出場校一覧に掲載されている高校の部の代表は4校です。北海、仙台育英学園、帝京長岡に加え、関東地区から横浜高校の出場が決まりました。
| 地区 | 代表校 | 出場回数・状況 |
|---|---|---|
| 北海道 | 北海高校 | 3年ぶり5回目・決定 |
| 東北 | 仙台育英学園高校 | 4年ぶり9回目・決定 |
| 関東 | 横浜高校 | 2年ぶり5回目・決定 |
| 東京 | 未定 | 秋季東京都大会の結果待ち |
| 北信越 | 帝京長岡高校 | 2年連続2回目・決定 |
| 東海 | 未定 | 秋季東海大会の結果待ち |
| 近畿 | 未定 | 秋季近畿大会の結果待ち |
| 中国 | 未定 | 秋季中国大会の結果待ち |
| 四国 | 未定 | 秋季四国大会の結果待ち |
| 九州 | 未定 | 秋季九州大会の結果待ち |
北海高校は北海道地区、仙台育英学園高校は東北地区、帝京長岡高校は北信越地区の代表です。いずれも秋季地区大会で頂点に立ち、全国大会への切符をつかみました。
とりわけ、帝京長岡は2年連続の出場。前年度に続いて全国の強豪と対戦する機会を得ました。北海は3年ぶり、仙台育英は4年ぶりの出場となり、過去の神宮大会を知る高校野球ファンにとっても注目の顔ぶれです。
10月27日には横浜高校の関東地区代表も確定しました。横浜は2024年の第55回大会で優勝した実績があり、今回の大会でも存在感が注目されます。ただし、過去の優勝実績だけで今大会の勝ち上がりが決まるわけではありません。新チームの投手力、守備力、秋季大会からの成長を見極める必要があります。
残る6地区の代表校は、秋季地区大会の決勝などで順次決まる見込みです。スポーツナビなどの秋季大会日程によると、東京大会は11月5日まで、東海大会は10月28日まで、近畿大会は11月3日まで、中国・四国大会は11月1日まで、九州大会は11月2日までの日程が組まれています。試合の中止や順延によって変更される場合もあるため、代表校の発表とあわせて確認しましょう。
【組み合わせ・トーナメント表】11月19日開幕、試合日程をチェック
第57回大会の組み合わせ抽選会は、10月17日(土)に実施されました。日本学生野球協会が公表している高校の部のトーナメント表には、確定済みの高校と、今後決定する地区代表の枠が掲載されています。
現時点では全10校がそろっていないため、未決定地区の代表校が確定した段階で、実際の対戦相手を確認が必要です。以下は、公式トーナメント表に示された高校の部の日程と試合開始予定時刻です。
- 11月19日(木):第1試合8時30分、第2試合11時00分
- 11月20日(金):第1試合8時30分、第2試合11時00分
- 11月21日(土):第1試合8時30分、第2試合11時00分
- 11月22日(日):第1試合10時00分、第2試合12時30分
- 11月23日(月・祝):高校の部の試合予定なし。大学の部の準決勝を開催
- 11月24日(火):高校の部の決勝10時00分開始予定
高校の部の準決勝は11月22日に予定され、決勝は11月24日です。雨天順延となった場合は日程が変わる可能性があります。遠方から観戦に訪れる場合は、試合日だけでなく予備日も念頭に置いて予定を組むと安心です。
また、トーナメント表を見るときは、学校名だけでなく、試合日・開始時刻・勝ち上がり先をセットで確認しましょう。代表校が決まる前の「東京地区代表」などの表示は、対戦相手が最終確定していないことを意味します。地区代表の発表と組み合わせ表の更新を照合することで、誤った対戦カードを把握するリスクを減らせます。
【試合結果速報・ライブ配信・チケット情報】現地観戦とネット視聴の方法
10月27日時点では、本大会の開幕前のため、高校の部の2026年大会本戦の試合結果はまだありません。大会期間中の勝敗やスコアを追う際は、日本学生野球協会の大会公式ページにある「試合日程&結果」を基準にすると、試合の進行状況を確認しやすくなります。
高校野球の速報サービスやスポーツメディアでも試合情報が掲載されることがありますが、雨天順延や開始時刻の変更があった場合には、主催者・球場の公式案内を優先して確認してください。トーナメント表と速報を照らし合わせれば、勝ち上がりの状況も整理できます。
ライブ配信・テレビ中継については、前年の第56回大会で「バーチャル高校野球」による配信が行われ、CS放送のスカイAでも大会中継が組まれました。2026年大会の配信日時や放送予定は、バーチャル高校野球や各放送局の最新番組表で確認するのが確実です。スマートフォンで観戦する人は、試合開始前に対象試合と配信対象期間を確認しておきましょう。
チケット情報については、明治神宮野球場の大会案内で次の料金が公表されています。
- 一般券:2,000円
- 学生券:800円(中学生以上、学生証の提示が必要)
- 小学生以下:大人同伴の場合、自由席は無料
前売り券は10月21日(水)午前10時から販売が始まり、対象は一般券2,000円です。チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスで取り扱いが案内されています。前売り券は大会期間中の1日1回に限り有効です。
ファミリーシートやペアシートなどは当日販売のみの扱いで、土日祝日や決勝戦に限って販売される席種があります。料金や販売条件、残席状況は変更される可能性があるため、購入前に球場の公式案内を確認してください。前売り券が売り切れた場合は当日券が販売されないこともあるため、確実に観戦したい人は早めの手配が向いています。
【センバツ出場枠の仕組み】神宮大会の優勝は春の甲子園にどう影響する?
明治神宮野球大会の高校の部が注目される理由の一つは、翌春の選抜高等学校野球大会に「神宮大会枠」が設けられていることです。秋季大会の全国的な締めくくりであると同時に、春の甲子園につながる重要な大会でもあります。
神宮大会枠の基本的な仕組みは、高校の部で優勝した高校が所属する地区に、翌春のセンバツで一般選考の追加1枠が与えられるというものです。たとえば、2026年大会で関東地区の代表校が優勝した場合、翌春のセンバツでは関東地区に追加枠が与えられる仕組みになります。
ここで押さえておきたいのは、神宮大会枠が単純に「優勝校専用の別枠」として設けられているわけではないことです。制度上は、優勝校が所属する地区の一般選考枠が1校分増えます。その地区の秋季大会で上位に進出した高校のうち、通常の選考枠では出場が難しい学校にも、センバツ出場の可能性が広がります。
もちろん、神宮大会で優勝することは、優勝校自身にとっても大きな実績です。秋季地区大会を勝ち抜いたチームが全国の代表校を相手に結果を残すことで、チームの実力を示す材料が増えます。ただし、翌春の出場校は選考委員会が定められた基準に沿って決定するため、神宮大会の優勝だけを切り離してセンバツ出場の制度を理解しないことが大切です。
2026年大会では、どの地区が神宮大会枠を獲得するかも大きな見どころです。出場校の応援だけでなく、優勝地区の秋季大会で敗れた高校のセンバツ出場の可能性まで考えながら観戦すると、大会の意味がより明確になります。
【明治神宮野球大会の歴代優勝校】2026年大会で注目したいポイント
神宮大会の歴代優勝校を振り返ると、各地区の秋季大会を勝ち抜いた強豪が、全国の舞台で実力を競い合ってきたことが分かります。日本学生野球協会の歴代優勝・準優勝校一覧によると、直近の高校の部では次の高校が優勝しています。
- 2025年・第56回:九州国際大学付属高校(準優勝:神戸国際大学附属高校)
- 2024年・第55回:横浜高校(準優勝:広島商業高校)
- 2023年・第54回:星稜高校(準優勝:作新学院高校)
- 2022年・第53回:大阪桐蔭高校(準優勝:広陵高校)
- 2021年・第52回:大阪桐蔭高校(準優勝:広陵高校)
2025年の第56回大会は九州国際大学付属高校が優勝し、九州地区の代表校が頂点に立ちました。2024年には横浜高校が優勝しており、2026年大会に出場する横浜にとっては、過去の優勝経験も話題の一つです。
ただし、歴代優勝校の顔ぶれだけで2026年大会の優勝候補を決めるのは早計です。高校野球は新チームへの移行によって選手構成が変わり、投手の起用法や守備の連係、打線のつながりも秋ごとに異なります。全国大会で勝ち進むには、地区大会の優勝実績に加え、短期間で複数試合を戦うための選手層や試合運びも問われます。
観戦時に注目したいのは、エースの投球だけではありません。継投のタイミング、失点後の守備、走者を進める攻撃、終盤の代打や代走の起用にも、各校の戦術が表れます。地区代表10校が集まる神宮大会は、翌春のセンバツを見据えて新チームの完成度を比較する機会にもなります。
【神宮大会高校】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:神宮大会高校2026はいつ開催されますか?
A1:2026年11月19日(木)から24日(火)まで、明治神宮野球場で開催予定です。雨天順延があり、予備日は11月25日(水)と26日(木)に設定されています。
Q2:2026年の高校の部の出場校はすべて決まっていますか?
A2:10月27日時点で決定しているのは、北海、仙台育英学園、帝京長岡、横浜の4校です。東京、東海、近畿、中国、四国、九州の6地区は、秋季地区大会の結果を受けて代表校が決まります。
Q3:神宮大会の組み合わせやトーナメント表はどこで確認できますか?
A3:日本学生野球協会の大会公式ページで、高校の部の組み合わせや日程を確認できます。地区代表が未確定の枠もあるため、代表校の発表後に最新のトーナメント表を確認してください。
Q4:神宮大会で優勝すると、センバツ出場が決まりますか?
A4:神宮大会枠は、優勝校が所属する地区の翌春のセンバツ一般選考枠を1校分増やす制度です。優勝校専用の追加枠という仕組みではありません。センバツの出場校は、選考委員会によって決定されます。
Q5:チケットの料金はいくらですか?
A5:球場の大会案内では、一般券2,000円、学生券800円とされています。学生券は中学生以上で学生証の提示が必要です。小学生以下は大人同伴の場合、自由席が無料となります。販売条件や残席状況は購入前に最新の公式案内を確認してください。
Q6:神宮大会高校2026はネットでライブ配信されますか?
A6:前年の第56回大会ではバーチャル高校野球による配信が行われ、CS放送のスカイAでも中継がありました。2026年大会の具体的な配信日時や放送予定については、各サービスの最新番組表で確認するのが確実です。
第57回明治神宮野球大会の高校の部は、2026年11月19日から24日まで明治神宮野球場で開催されます。10月27日時点で北海、仙台育英、帝京長岡、横浜の4校が出場を決めており、残る6地区の代表校が決まれば、全国10地区の顔ぶれがそろいます。
大会を追う際は、まず代表校の最新情報を押さえ、公式トーナメント表で対戦日と開始時刻を確認しましょう。現地観戦を予定している場合はチケットの販売条件を確認し、ネット視聴を希望する場合は配信サービスや放送局の番組表をチェックしておくとスムーズです。
そして、優勝校だけでなく、優勝地区に与えられる翌春のセンバツ追加枠にも注目してください。神宮大会は秋の全国大会であると同時に、春の甲子園に向けた選考にも影響する大会です。地区代表10校の戦いを通じて、2027年センバツにつながる勢力図がどのように変化するのか。その行方が、今大会の大きな見どころとなります。