2026年10月現在、ローソンの淹れたてコーヒー「MACHI café(マチカフェ)」は、2025年7月1日の価格改定を経て、ホットコーヒーSサイズが税込160円で販売されています。改定前の140円から20円上がり、コーヒーMサイズは230円、アイスコーヒーMサイズは260円となりました。
値上げの背景にあるのは、コーヒー豆の国際価格の上昇だけではありません。ローソンが説明した理由には、容器・包材費や物流費の高騰も含まれます。この記事では、ローソン公式の商品情報と価格改定に関する報道を基に、2026年の現行価格、過去の価格推移、セブン‐イレブンやファミリーマートとの比較、値上げ後の負担感まで整理します。
【2026年最新】ローソンコーヒーは値上げした?現在価格一覧

ローソンコーヒーは値上げされています。直近の大きな価格改定は2025年7月1日に実施され、定番のホットコーヒーやアイスコーヒー、カフェラテなどが値上げ対象となりました。
ローソン公式サイトの商品一覧で確認できる、2026年10月時点の主なマチカフェ価格は次のとおりです。いずれも持ち帰りを想定した税込価格で、店舗や地域によって取り扱い・価格が異なる場合があります。
- ホットコーヒーS:160円
- ホットコーヒーM:230円
- ホットコーヒーL:260円
- メガホットコーヒー:360円
- アイスコーヒーS:160円
- アイスコーヒーM:260円
- メガアイスコーヒー:360円
- ホットカフェラテM:230円
- ホットカフェラテL:288円
- メガホットカフェラテ:380円
- アイスカフェラテM:280円
- メガアイスカフェラテ:390円
※価格はローソン公式の商品情報に掲載された標準価格を基にしています。季節商品、限定ブレンド、カフェインレス商品などは別価格です。公式の商品一覧では、カフェインレスのコーヒーSが230円、アイスコーヒーMが280円、カフェラテMが320円、アイスカフェラテMが340円と案内されていますが、こちらは一部店舗に限られる商品です。
特に注意したいのは、ホットコーヒーとアイスコーヒーではMサイズの価格が異なる点です。ホットコーヒーMは230円ですが、アイスコーヒーMは260円です。「ローソンのMサイズは230円」という情報だけでは、注文する商品によって実際の支払額と食い違う可能性があります。
【価格改定の経緯】100円コーヒーから160円へ、歴代価格を整理
ローソンのコーヒーSサイズは、かつて税込100円で購入できる定番商品でした。しかし、2022年以降は価格が段階的に上昇し、2025年7月には160円となっています。2014年の100円という価格と比較すると、現在は60円高く、上昇率は60%です。
以下は、ローソン公式の商品発表や当時の価格改定報道から整理した、Sサイズの価格推移と現在の主なメニュー価格です。過去の価格については、公式発表で改定日まで確認できるものと、公式資料に掲載された価格を確認できる時点を区別しています。
| 商品・時点 | 税込価格 | 経緯・備考 |
|---|---|---|
| 2014年9月 | 100円 | Sサイズ100円のコーヒーを展開 |
| 2022年8月2日 | 110円 | 100円から10円値上げ |
| 2023年10月 | 120円 | ホットコーヒーのリニューアル時にSサイズ価格を確認 |
| 2024年12月 | 130円 | 冬季限定ブレンドなどの公式資料で確認できる価格 |
| 2025年7月改定前 | 140円 | 7月の価格改定直前の価格 |
| 2025年7月1日以降 | 160円 | 140円から20円値上げ |
| ホットコーヒーM | 230円 | 2025年7月改定前は210円 |
| ホットコーヒーL | 260円 | 2026年10月時点の標準価格 |
| アイスコーヒーS | 160円 | 2025年7月改定前は140円 |
| アイスコーヒーM | 260円 | 2025年7月改定前は240円 |
| ホットカフェラテM | 230円 | 2025年7月改定前は210円 |
| ホットカフェラテL | 288円 | 2025年7月改定前は270円 |
| アイスカフェラテM | 280円 | 2025年7月改定前は260円 |
この推移から読み取れるのは、一度の大幅な値上げだけで現在の価格になったわけではないということです。Sサイズは100円、110円、120円、130円、140円と価格水準を切り上げ、2025年7月に160円へ上昇しました。
ただし、表中の2023年10月や2024年12月は、公式資料で価格を確認できる時点を示しています。すべての段階について、同じ形式の価格改定告知が公表されているわけではありません。歴代価格を比較する際は、価格の確認時点と正式な改定実施日を混同しないことが大切です。
なお、2025年7月の価格改定では、SサイズだけでなくMサイズやカフェラテも値上がりしました。コーヒーMとカフェラテMは210円から230円、アイスコーヒーMは240円から260円、アイスカフェラテMは260円から280円となっています。
【値上げの真相】マチカフェの価格改定はなぜ行われたのか
2025年7月の値上げについて、報道されたローソンの説明では、コーヒー豆をはじめとする原材料価格の上昇に加え、容器・包材費や物流費の高騰が理由として挙げられました。品質を維持しながら商品を安定的に提供するため、価格を見直したという構図です。
ここで重要なのは、値上げの原因をコーヒー豆だけに限定できないことです。店頭で提供するコーヒーには、生豆の調達だけでなく、焙煎、加工、包装資材の調達、各店舗への配送など、複数のコストが関係します。原料が高くなれば、それ以外の費用が変わらなくても販売価格への圧力が生じます。包材費や輸送費も同時に上がれば、価格を据え置く難しさはさらに増します。
コーヒー豆の価格上昇を示す数字もあります。食品産業新聞社ニュースWEBが2025年7月の価格改定を報じた記事によると、ニューヨーク市場におけるアラビカ種の先物価格は、2025年5月の平均で1ポンド当たり3.70ドルとなり、前年同月比で約1.8倍でした。これは2025年当時の相場を示す数字であり、ローソンが実際に仕入れた豆の単価そのものではありませんが、調達環境が厳しくなっていたことを理解する手掛かりになります。
背景には、世界的な需要の増加や主要生産国での異常気象による供給への影響もあります。コーヒー豆は生産地の気候条件に左右されやすく、供給が減る一方で需要が伸びれば、国際相場が上昇しやすくなります。日本の事業者にとっては、海外からの調達価格に加えて為替変動も無視できません。
つまり、マチカフェの値上げは、単純にローソンが販売価格だけを引き上げたという話ではありません。原料調達から店舗への配送までの費用が上昇するなか、従来の価格と品質を両立させることが難しくなった結果として捉える必要があります。
【コンビニコーヒー価格比較】ローソンはセブン・ファミマより高い?
2026年10月時点の各社公式商品情報を基に、定番のホットコーヒーの最小サイズを比べると、ローソンは160円、ファミリーマートは158円、セブン‐イレブンは税込140円前後です。単純な表示価格では、ローソンが3社のなかで最も高い水準にあります。
- ローソン:コーヒーSが160円
- ファミリーマート:ブレンドSが158円
- セブン‐イレブン:ホットコーヒーRが税込約140円
セブン‐イレブンの公式商品情報では、ホットコーヒーRは本体価格130円、税込140.40円と表示されています。実際の会計額は精算方法によって1円未満の端数処理が関係するため、ここでは1杯購入時の目安を約140円としています。ファミリーマートの公式商品情報では、ブレンドSは税込158円です。
ただし、サイズ名が違う商品をそのまま比較して、どこが最もお得かを断定することはできません。SサイズとRサイズが同じ容量とは限らず、各社の公表情報だけで液量をそろえた比較ができるとは限らないためです。1杯当たりの支払額を重視するなら価格比較は役立ちますが、量まで含めたコストパフォーマンスを判断するには、容量や飲み方の違いも考慮する必要があります。
カフェラテについても、ローソンのMサイズは230円、Lサイズは288円、アイスカフェラテMサイズは280円です。ブラックコーヒーとカフェラテではミルクなどの原材料も異なるため、単純に価格だけで優劣を決めるのではなく、飲みたいメニューを基準に比較するのが現実的です。
また、コンビニ各社はコーヒーのリニューアルやサイズ展開の変更を行っています。ファミリーマートでは2026年にLLサイズを含むメニュー展開を発表しており、各社の価格や商品構成は固定されていません。比較する際は、過去の記事に掲載された価格ではなく、最新の公式商品情報を確認が必要です。
【値上げ後の評判】毎日飲む人の負担とマチカフェの価値
マチカフェの値上げを家計の視点から見ると、1杯当たり20円の上昇は小さく見えても、購入頻度が高い人ほど負担が積み上がります。ホットコーヒーSを1日1杯購入すると仮定した場合、140円から160円への値上げによる追加負担は、1年間で7,300円です。
計算は、20円×365日です。月平均では約608円の負担増となります。毎日の出勤時や休憩時にコーヒーを購入する人にとっては、月々の支出として意識しやすい金額です。
一方、値上げを評価する際には、価格だけでなく、味や利便性、購入する頻度も判断材料になります。通勤途中に手軽に購入できることや、好みのコーヒーを日常的に飲めることに価値を感じる人であれば、160円という価格でも利用を続ける理由があります。反対に、コーヒーの銘柄や抽出方法に強いこだわりがなく、安さを最優先する人にとっては、他社商品への切り替えが合理的な選択肢になります。
「マチカフェの値上げ後の評判」を考えるうえでは、値上げへの不満と商品の評価を分けて見ることも大切です。価格が上がれば負担感は増しますが、それだけで味や品質への評価まで一律に低下したとは判断できません。反対に、品質を維持するための値上げという説明があっても、すべての購入者が価格上昇を受け入れるとは限りません。
特に注意したいのは、SNS上の個別の感想を利用者全体の評価と同一視しないことです。値上げを残念に感じる人の意見も、価格に納得して購入を続ける人の選択も、どちらも利用者の判断を考える材料になります。価格への満足度を判断する際には、実際の支払額、利用頻度、商品への満足度を切り分けて考える必要があります。
【プロの結論】ローソンコーヒーをお得に利用する判断基準
ローソンコーヒーの値上げを踏まえて、これからもマチカフェを利用するか判断するなら、まずは1杯の価格だけでなく、月間・年間の支出を把握することをおすすめします。毎日購入する場合と、週に数回だけ購入する場合では、値上げが家計に与える影響は大きく異なります。
たとえば、ホットコーヒーSを週3回購入する場合、1回当たり20円の値上げによる年間の追加負担は、単純計算で約3,120円です。1日1杯のケースより負担は小さくなりますが、購入頻度を見直すだけでも支出を管理しやすくなります。
次に確認したいのが、ローソンアプリなどのクーポンです。ローソンでは、マチカフェの無料引換券や値引きクーポンを提供するキャンペーンが実施されることがあります。ただし、対象商品や利用期間はキャンペーンごとに異なり、常に同じ割引が利用できるわけではありません。購入前に、利用可能なクーポンと対象商品を確認するとよいでしょう。
タンブラーを持参する方法もあります。ローソン公式の商品案内では、セルフマシン提供店を除き、タンブラーを持参すると税込価格から10円引きになる旨が案内されています。利用店舗が対象かどうかは、店頭で確認してください。
もう一つ押さえておきたいのが、「ローソン標準価格」と店舗での販売価格の違いです。ローソン公式の説明では、標準価格とは、ローソン本部がフランチャイズチェーンの各店舗に対して推奨する売価を指します。店舗や地域によって価格・取り扱いが異なる場合があるため、公式サイトの表示と店頭の表示が必ずしも一致するとは限りません。
また、掲載価格は基本的に持ち帰りを想定した軽減税率8%の税込価格です。店内飲食では標準税率10%が適用されるため、会計時の金額が変わる場合があります。クーポンや無料引換券を使う場合にも、利用条件や店内飲食時の取り扱いを確認しておくと安心です。
価格を最優先するなら他社との比較、味や利便性を重視するならマチカフェの継続利用、支出を抑えたいならクーポンやタンブラー割引の活用が判断の軸になります。どの選択が最適かは、飲む頻度とコーヒーに求める価値によって変わります。
【ローソンコーヒー値上げ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ローソンコーヒーは2026年も値上げされていますか?
A1:はい。2025年7月1日の価格改定後、2026年10月時点ではホットコーヒーSとアイスコーヒーSが税込160円です。コーヒーMは230円、アイスコーヒーMは260円となっています。
Q2:ローソンコーヒーの値上げはいつからですか?
A2:直近の大きな価格改定は2025年7月1日です。ホットコーヒーSとアイスコーヒーSは140円から160円に、コーヒーMとカフェラテMは210円から230円に値上げされました。
Q3:ローソンコーヒーが値上げされた理由は何ですか?
A3:コーヒー豆などの原材料価格の上昇に加え、容器・包材費や物流費の高騰が理由として挙げられています。品質を維持しながら安定して商品を提供するため、価格が見直されました。
Q4:ローソンのコーヒーSサイズは160円、Mサイズは230円で合っていますか?
A4:定番のホットコーヒーであれば、Sサイズ160円、Mサイズ230円です。ただし、アイスコーヒーMは260円で、商品によって価格が異なります。店舗・地域による違いもあるため、店頭表示も確認してください。
Q5:ローソンコーヒーを値上げ前に近い価格で購入する方法はありますか?
A5:ローソンアプリなどで配布されるクーポンや無料引換券、対象店舗でのタンブラー割引を活用する方法があります。ただし、割引の有無や対象商品、利用条件はキャンペーンや店舗によって異なります。
2026年10月時点のローソンコーヒーは、2025年7月1日の価格改定を経て、ホットコーヒーSが160円、Mが230円、アイスコーヒーMが260円となっています。かつて100円だったSサイズと比べると60円高くなり、日常的に購入する人ほど支出の変化を実感しやすい状況です。
値上げの背景には、コーヒー豆の国際価格の上昇に加え、容器・包材費や物流費の高騰があります。ローソンだけの問題ではなく、コンビニ各社が原材料費などの上昇に対応してきた流れのなかで、マチカフェの価格改定も捉える必要があります。
ただし、価格が高くなったからといって、必ずしも利用をやめるべきとは限りません。毎日飲む人は年間支出を計算し、価格を重視する人は他社と比較し、マチカフェを気に入っている人はクーポンやタンブラー割引を活用する。それぞれの利用スタイルに合わせて選ぶことが、値上げ後も納得してコーヒーを楽しむための現実的な方法です。
今後も原材料価格や物流費、各社の商品戦略によって価格が変わる可能性があります。購入前にローソン公式の商品一覧と店頭価格を確認し、最新の価格に基づいて判断することが大切です。