2026年秋場所(令和8年9月場所)の序二段は、東序二段19枚目の天(あまね)が7戦全勝で優勝しました。力士別の成績では、垣添が6勝1敗、松木が5勝2敗、安琉海が4勝3敗と、それぞれ勝ち越しを記録。上位の番付で好成績を残した力士たちの動向にも注目が集まります。
加えて、2026年10月26日には11月場所の番付が発表され、秋場所の成績が次の地位にどう反映されたのかも明らかになりました。この記事では、日本相撲協会の公式情報や力士別の星取表をもとに、序二段の勝敗一覧、休場を含む成績の読み方、注目力士の実績、次場所の番付まで整理します。
【2026年秋場所の序二段結果】優勝は天の7戦全勝

2026年秋場所の序二段では、錣山部屋の天が7勝0敗を記録し、優勝を果たしました。東序二段19枚目で臨んだ天は、9月25日の13日目に行われた全勝対決で翠河富士を破り、優勝を決定。日刊スポーツの報道によると、土俵際まで追い込まれながら小手投げで逆転した一番でした。
天にとって、今回の優勝は初めての各段優勝です。過去には幕下58枚目まで番付を上げた経験があり、三段目と序二段を行き来する時期を経て、秋場所で結果を残しました。7戦全勝という数字だけでなく、優勝争いの直接対決で勝ち切った点も、今回の成績を理解するうえで見逃せません。
一方、垣添の6勝1敗や松木の5勝2敗も好成績ですが、序二段優勝は天が獲得しています。勝ち越しを達成したことと、各段の優勝を手にすることは別の評価軸です。序二段の結果を確認するときは、優勝者と力士個人の成績を分けて見る必要があります。
日本相撲協会の公式情報や秋場所の成績集計では、序二段の7勝0敗は天の1人、6勝1敗は11人と記録されています。上位の成績だけを見ても、全勝で優勝する難しさと、6勝1敗で次場所への足掛かりをつくる力士の多さが分かります。
【序二段の星取表】垣添6勝1敗・松木5勝2敗・安琉海4勝3敗を比較
令和8年9月場所の序二段番付表と力士別成績を見ると、注目の3人はそれぞれ異なる位置から勝ち越しを達成しました。特に垣添は序二段6枚目、松木は2枚目、安琉海は筆頭と、いずれも上位の番付で結果を残しています。
| 力士 | 秋場所の番付 | 成績 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 天 | 東序二段19枚目 | 7勝0敗 | 7戦全勝で序二段優勝 |
| 垣添 | 東序二段6枚目 | 6勝1敗 | 7番中6勝を挙げ、上位進出につながる成績 |
| 松木 | 東序二段2枚目 | 5勝2敗 | 序二段上位で勝ち越し、三段目へ復帰 |
| 安琉海 | 西序二段筆頭 | 4勝3敗 | 上位で勝ち越し、三段目へ昇進 |
| 白竜 | 東序二段3枚目 | 2勝3敗2休 | 休みを含む成績として確認が必要 |
垣添は、秋場所の7番で6勝1敗を記録しました。日本相撲協会の力士プロフィールによると、7月場所では序ノ口で7戦全勝を達成して優勝しており、9月場所でも高い勝率を維持しています。序ノ口から序二段へ上がった後も好成績を続けたことが、次場所の昇進につながりました。
松木は2日目に天竜山に敗れたものの、その後は赤虎、安琉海、旭大海、絢ノ富士、克乃富士らに勝利。朝心誠には敗れましたが、最終的に5勝2敗で場所を終えています。安琉海との直接対決も制しており、序二段上位の力士同士の競り合いを勝ち抜いた点が特徴です。
安琉海は4勝3敗。序二段筆頭という上位の地位で勝ち越しを達成しました。5勝2敗や6勝1敗と比べると勝ち星は少ないものの、上位の番付で勝ち越した実績は次場所の昇進につながっています。
なお、今回の成績表に登場する垣添は、雷部屋所属の現役力士・垣添玄空です。日本相撲協会の公式プロフィールでは、2026年5月場所に初土俵を踏み、7月場所で序ノ口優勝、9月場所で6勝1敗を記録したことが確認できます。同じ四股名の過去の力士と混同せず、所属部屋や番付も併せて確認すると正確です。
【序二段の勝ち越し】4勝3敗と5勝2敗では何が違う?
序二段の勝敗一覧を読む際、まず押さえたいのが「勝ち越し」の基準です。通常の7番相撲では、4勝3敗以上が勝ち越し、3勝4敗以下が負け越しに当たります。序二段は幕下以下の番付に属するため、幕内のように15日間すべてで取組を行うわけではなく、本場所中に原則7番を取ります。
この仕組みを踏まえると、秋場所の成績は次のように整理できます。
- 7勝0敗:全勝。天が序二段優勝を達成。
- 6勝1敗:7番中6勝。垣添など11人が記録した好成績。
- 5勝2敗:大きく勝ち越した成績。松木が該当。
- 4勝3敗:1つ勝ち越し。安琉海が該当。
- 3勝4敗:1つ負け越し。次場所の番付に影響する成績。
勝ち越しの価値は、勝ち星の数だけでは決まりません。たとえば、序二段上位で4勝3敗を残した力士と、下位で同じ成績を残した力士では、次場所の番付に反映される位置が異なる場合があります。東西の違い、前場所の地位、同じ成績を残した力士の人数なども、番付編成を考えるうえでの要素です。
また、勝ち越したからといって、必ず同じ枚数だけ番付が上がるわけではありません。序二段から三段目へ昇進する力士がいる一方、序二段内で番付を上げる力士もいます。反対に、負け越した場合も、成績や周囲の力士の動向によって降下幅は変わります。
そのため、序二段結果を継続して追うなら、当場所の勝敗だけでなく、前場所の番付と次場所の番付を並べて見る方法がおすすめです。勝ち星の多さと番付の変化を組み合わせることで、力士の現在地をより具体的に把握できます。
【序二段の休場力士】星取表の「休」はどう読む?
序二段の星取表では、勝ち負けだけでなく、休みを含む成績にも注意が必要です。秋場所では、白竜が2勝3敗2休を記録しました。これは7番相撲をすべて通常どおり終えた力士の成績とは異なり、休みを含む記録として読む必要があります。
日本相撲協会の星取表では、記号の「○」は勝ち、「●」は負け、「□」は不戦勝、「■」は不戦敗、「や」は休み・取組なしを表します。幕下以下は15日間のうち原則7日間の取組となるため、星取表に空欄や取組なしの日があること自体は珍しくありません。
ここで大切なのは、通常の取組が組まれていない日と、休場によって取組ができなかった日を混同しないことです。星取表の「や」だけを見て休場と判断するのではなく、最終的な成績欄や公式の休場力士情報を確認する必要があります。
また、休場の記録があるからといって、その理由をけがなどと決めつけることもできません。理由を知りたい場合は、日本相撲協会の休場力士情報や公式発表を確認するのが適切です。勝敗一覧を正確に読むには、勝ち星と負け星に加え、休みや不戦の記号も区別しておきましょう。
【次場所の番付】垣添・松木・安琉海は11月場所で三段目へ
2026年10月26日に発表された令和8年11月場所の番付では、秋場所で勝ち越した垣添、松木、安琉海の3人が、いずれも三段目に昇進しました。ここは予想ではなく、発表済みの番付に基づく結果です。
- 垣添:東序二段6枚目で6勝1敗から、東三段目26枚目へ。
- 松木:東序二段2枚目で5勝2敗から、東三段目48枚目へ。
- 安琉海:西序二段筆頭で4勝3敗から、西三段目61枚目へ。
3人に共通するのは、秋場所で勝ち越しを達成し、次の番付で三段目へ進んだことです。一方、成績と昇進後の地位には違いがあります。垣添は6勝1敗で三段目26枚目、松木は5勝2敗で48枚目、安琉海は4勝3敗で61枚目となりました。
この差を見ると、単に勝ち越したかどうかだけでなく、どの番付で何勝したかが、昇進後の位置を考えるうえで重要だと分かります。特に垣添は、序ノ口優勝から序二段での6勝1敗を経て三段目へ進む流れとなり、初土俵から短期間で番付を上げています。
松木は、2026年1月場所に三段目で3勝4敗を記録した後、序二段へ下がり、3月場所の3勝4敗、5月場所と7月場所の4勝3敗を経て、秋場所では5勝2敗を挙げました。今回の三段目復帰は、複数場所にわたって成績を積み上げてきた結果でもあります。
安琉海も、秋場所だけでなく過去の成績を追うと、序二段と三段目の間を行き来してきたことが分かります。今回の4勝3敗は、上位の地位で三段目復帰につなげた点に意味があります。次の九州場所は2026年11月8日から22日までの日程で開催される予定です。3人が新しい地位でどのような成績を残すかが、次の注目点になります。
【プロの結論】序二段の歴代成績と今後の注目点
序二段の成績を長い目で見ると、1場所の結果だけでは分からない力士の成長が見えてきます。2026年の序二段優勝者を振り返ると、1月場所は光星竜、3月場所は旭富士、5月場所は翔盛、7月場所は白月狼、9月場所は天が、それぞれ7戦全勝で優勝しています。
つまり、2026年の各場所では異なる力士が序二段優勝を獲得しました。天の優勝も、その場所の全勝対決を勝ち抜いた成果です。優勝者だけを追うのではなく、6勝1敗や5勝2敗で次の番付を上げた力士にも目を向けることで、序二段全体の動きが見えてきます。
今後の成績を追う際は、次の3点を基準にすると、力士別の動向を比較しやすくなります。
- 勝ち星:7勝0敗、6勝1敗、5勝2敗など、どの程度の勝ち越しを達成したか。
- 番付の変化:前場所から何枚上がったか、三段目へ昇進したか。
- 複数場所の推移:一度の好成績だけでなく、複数場所にわたって勝ち越しを続けているか。
特に垣添、松木、安琉海の3人は、秋場所の勝ち越しによって三段目へ進みました。次場所では、昇進後の地位で再び勝ち越せるかどうかが、今後の番付を占ううえでのポイントになります。
序二段は、幕内のように大きく報道される機会が少ない一方、若手力士や再上昇を目指す力士が番付を上げていく過程を確認できる階級です。勝敗だけでなく、星取表、休場の記録、過去の成績、次場所の番付を合わせて見ることが、力士の歩みを理解するための有効な方法です。
【序二段結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年秋場所の序二段優勝力士は誰ですか? A1:錣山部屋の天(あまね)です。東序二段19枚目で7戦全勝を記録し、秋場所の序二段優勝を獲得しました。
Q2:垣添、松木、安琉海の秋場所の成績は? A2:垣添は6勝1敗、松木は5勝2敗、安琉海は4勝3敗です。3人とも勝ち越しを達成し、2026年11月場所では三段目に昇進しました。
Q3:序二段の勝ち越しは何勝からですか? A3:通常の7番相撲では4勝3敗以上が勝ち越しです。5勝2敗や6勝1敗はさらに勝ち星が多い成績ですが、番付の変動は前場所の地位などによっても異なります。
Q4:序二段の千秋楽結果は、全力士が15日目に取組をするのですか? A4:いいえ。幕下以下の力士は原則として15日間のうち7日間に取組を行います。そのため、千秋楽より前に7番を終える力士もいます。星取表では、取組のない日と休場を区別して確認しましょう。
Q5:序二段の次場所番付はいつ確認できますか? A5:日本相撲協会が番付を発表した後に確認できます。2026年11月場所の番付は10月26日に発表されており、垣添は東三段目26枚目、松木は東三段目48枚目、安琉海は西三段目61枚目となっています。
2026年秋場所の序二段は、天が7戦全勝で優勝し、垣添が6勝1敗、松木が5勝2敗、安琉海が4勝3敗を記録しました。それぞれの成績は異なりますが、3人とも勝ち越しを果たし、11月場所では三段目へ昇進しています。
序二段の結果を調べる際は、当場所の星取表だけで判断せず、休場の記録、過去の力士別成績、次場所の番付まで確認することが大切です。特に、勝ち越しの数だけでなく、どの地位で成績を残したかを見れば、番付が動いた理由をより具体的に理解できます。
次の九州場所では、三段目へ昇進した垣添、松木、安琉海が新しい地位でどこまで勝ち星を伸ばせるかが注目点です。日本相撲協会の公式星取表と番付表を活用し、秋場所からの成長や力士ごとの変化を継続して追っていきましょう。